転地療法って?
転地療養(てんちりょうよう)とは、
住み慣れた土地を離れて別な環境に身を置き療養すること。
確立された、治療法の1種です。
十分な休養
心を病んだり、身体を病んだりした人にとって、
一番重要なことは、十分な休養をとることです。
頑張りやの人が頑張りすぎた結果なってしまう病気ですので、
頑張りは、いったん中止してゆっくりと休養をとることが大切です。
そうでなければ失ってしまった「元気」を十分に充電することはできません。
まずは肩の力を抜いてみてください。
どんなにいい薬をのんでも肩の力を抜かなければ、自分を見つめ直さなければ決してよくなりません。
家にいても仕事のことや家族への気遣いから、なかなか気分が休まらないものです。
日常的な煩わしさから開放されると、気分が回復してくる場合が多いです。
心の病には転地療養が良いと聞いた事がありますか?
普段の生活環境から自分を切り離すことによって、気持ちにゆとりを持たせ、病状の緩和を狙いとするものです。
それはあなたの抱えているストレスや病気などを開放し、体や心を休める時間を与えてあげることです。
体はすべて私たちの意志どおりに動いているわけではありません。でないと、病気になることはありませんよね?
体や心にいたわりの時間を自然環境のいいところでしばらく滞在することをおすすめしています。
転地療法に参加したからといって必ず病気が治るわけではありません。
自分を内観するための時間を作るための転地療法です。
Re:work projectでは・・・
医師の承諾書を頂いてから、参加していただく形をとっていきたいと思います。
私自身、ASD(急性ストレス性障害)になった時、1歩も外に出ることができませんでしたし、コンビニの看板さえ見ることができませんでした。
その際に、仕事を辞めるなど大きな決断をしてしまった事を後悔しています。自分自身の心が落ち着いてから、ゆっくりと考えるべきだったと思います。
私は、留学経験がありましたので、オーストラリアを選択しましたが、長時間の飛行機が怖い方や遠い事が不安な方もおられると考え、航空券も比較的安く購入でき、
日本語で対応してくれるところも沢山あるので、グアムを選択しました。
英語、心理学を学んでいる、学生さん達と一緒に過ごしていただけたらと思います。